(18/06/30)
・付属湿地で増えてきたハッチョウトンボ(左)
・モウセンゴケの花(中)
・ヒツジグサの間に顔を出すトノサマガエル(右)
(Murata)
(18/06/29)
(Tomioka)
(18/06/28)
(Tomioka)
(18/06/26)
全国的に暑さが増し、夏への移行が進みます。生き物たちにも、季節の変化が反映しています。
【画像左】沢を横切って大きな網を張るクモ。これから本格的な活動期に入ります。7月22日には「クモの世界は秘密がいっぱい」をテーマに網の標本採集の集いが開催されます。こんなきれいな網の標本を作れるといいですね。
【画像中】夏は良きにつけ悪しきにつけ「水」の季節。水辺に棲む代表格がトンボです。これは小さなオオイトトンボです。近くにはアカハライモリの姿も。
【画像右】この美しい姿はチョウ?いいえ、ガです。チョウは美しく、ガは地味という固定概念は通用しません。これはヒョウモンエダシャクという立派なガです。今、森を歩くといたるところでガの大群が舞い上がります。その一つがこれです。
(森の案内人X)
猛暑とは言っておれない森の仕事(18/06/25)
梅雨時期の猛暑は、植物にとって成長の最盛期。
今日は昨日より気温が上昇との予報。とは言え森の 自然は手加減が無い。朝から伐採した樹の玉切りや新たな伐採に精を出す会員。増やしたい希少種を被っている雑草抜き等々 仕事は山積み。
・毎年の雑草除去で増えたトキソウ(左)
・猛暑を和らげてくれるノハナショウブ(中)
・巣立ちして飛翔練習中のヒヨドリの幼鳥(右)
(Fujimoto)
夏至を過ぎた深緑の森は涼風で心地よい(18/06/24)
梅雨前線が南下し、久々の晴天。森は涼風が吹き渡り、心地よい。
多くの来訪者を楽しませてくれた、ササユリも最後の1株が開花し 今期のシーズンが終了。付属湿地では、夏の花が次々咲き出している。
・今期最後のササユリの株開花(左)
・花芽を伸ばすモウセンゴケ(付属湿地)(中)
・ヒメミクリも開花(付属湿地)(右)
(Fujimoto)
梅雨の晴れ間の中で…ササユリは「残り福」状態(2018/06/22)
大阪地方を襲った強い地震の後に続いた雨、ピンポイントの晴れ間にスポーツクラブに通うグループの皆さんをご案内しました。ササユリはほぼ最終盤で、「残り福」といった状態です。網で保護されず、健気に咲き残ったササユリが豊かな香りを漂わせていました。雨の日が増えたこともあってモリアオガエルの孵化が盛んになってきた一方で、新たな卵塊も見つかり、インスタ映えのシャッターチャンス。四季の森では「気持ちの安らぐ雰囲気」(参加者の感想)の中でゆったりと昼食をとっていただきました。
・画像左、「籠の外」のササユリ。開花して時間が経っていなようで、きれいな姿でした。昆虫も香りに誘われた?
・画像中、モリアオガエルの卵塊
・画像右、四季の森でゆったり昼食
(森の案内人X)
(2018/06/21)
(Tomioka)
ササ保護ネット有効性確認…明らかな回復傾向(2018/06/19)
ササ保護区全域で生育の回復が見られていますが、最も食害がひどかったブナの森最上部付近(通称Cゾーン)の回復がはっきりしてきました。シカの活動が減ってきたこともありますが、ネットの効果が出ていると思われます。今後は、ササ以外の下層植生の回復状況も観察していく必要があります。 ・画像左は、裸地状態にあった区域の現在の様子です。春先にはわずかに生え始めていたものが大きくなり、数も増えてきました。
・画像中は、残っていた藪状の区域で元気なササが密集してきた様子です。これまでは 枯れ笹の藪でした。
・画像右はシャクジョウソウ(滋賀県レッドデータ希少種)です。昨年群生した場所に発生するのを待っていたのですが、今年は全く見られていません。そこから15mほど離れた場所で出ているのがみつかりました。アカガシの森のコース脇ですので容易に観察できます。
(森の案内人X)
(18/06/18)
(Tomioka)
(18/06/17)
(Tomioka)
梅雨の中休み — 森は夏模様へ(18/06/16)
今年の梅雨は比較的短い周期で雨と晴れが繰り返し、今日は中休み。森は少しずつ夏の風情が増してきています。
・画像左は、厚くなった葉の隙間から差し込む木漏れ日。陰のシロモジの葉が明るく映え、高木のホオノキも背景で彩を添えています。
・画像中は、北部湿原人工池のオタマジャクシとイモリのにらみ合い。この真上にモリアオガエルの卵塊があるので、モリアオガエルの子孫かも。この後イモリがちょっかいを出しましたがオタマジャクシが体をかわして逃げ、イモリはあまり執着心を見せませんでした。
・画像右は、付属湿地のヒツジグサ。開花数が増えてきました。夏を飾る野草の一つです。
(森の案内人X)
ササユリはこれから朔果の充実期に入ります(18/06/15)
ササユリの花弁が落花すると子房が垂直に立ち、大きくなり、朔果となり、10月末には1つの朔果に200個前後の種子ができます。それまでシカの食害から守るのも大変な仕事です。
・未だこれから咲くササユリも(左)
・花が終わり子房が垂直になりました(中)
・去年の実も付いたツルアリドウシ(右)
(Fujimoto)
林道整備(18/06/14)
現在、保全作業資材はすべて人力で持ち上げていますが、今後のことを考え県の許可を得て、運搬のために必要な林道を造成しています。今日は2人でおこないましたが、人手があるとはかどりますので、どなたかお手伝いいただけませんか?
(Murata、Tomioka)
ササユリの見ごろは今週いっぱい(18/06/13)
例年より少し早くから咲き始めたササユリですが、いよいよ 終盤に入ってきました。今、見ごろな場所は湿原脇です。もちろん 若い蕾も未だありますが、沢山開花している状態は今週中がいいようです。
・鮮やかなピンクの株(左)
・白いササユリ(中)
・未だ蕾も(右)
(Fujimoto)
(18/06/12)
(Tomioka)
(18/06/11)
・山門水源の森連絡協議会開催(県森林政策課、市森林整備課、北部振興局 地域振興課、西浅井支所長、山門自治会長、山門老人会長、引き継ぐ会)
(Tomioka)
ササユリ最盛期も季節が動き出す(18/06/10)
湿原に近づくと一気に森の香が変わります。 今湿原全域をミヤマウメモドキの香が漂っています。 ササユリに近づくともちろんササユリの芳香が、コアジサイに近づくと コアジサイの芳香を味わえます。
こんな中で沢沿いにはオオバギボウシが、付属湿地ではヒツジグサ が咲き始めました。
・今日の湿原脇のササユリ(左)
・沢沿いのオオバギボウシの蕾(中)
・付属湿地のヒツジグサ(右)
(Fujimoto)
鳥の観察会(18/06/09)
・鳥の鳴き声に耳をたてる参加者(中)
(Tomioka、Murata)
湿原脇のササユリも見ごろになっています(18/06/09)
開花が最も遅れた湿原の周りも、開花したものが多くなってきました。 ただ湿原側のものは、花の方向が観察コースの反対側なのが課題です。
・ササユリを撮影する訪問者(左)
・かたまって咲いているのもいいもの(中)
・二輪咲きも(右)
(Fujimoto)
ササユリ全域で見ごろを迎えています(18/06/07)
高温続きで全域のササユリが見ごろを迎えています。 1株1株の色合いの違い・香りをお楽しみ下さい。
・尾根道「七曲がり」のササユリ(左)
・中央湿原脇のササユリ(中)
・南部湿原南端のササユリ(右)
(Fujimoto)
ササユリ開花が続き、ハッチョウトンボも飛び交う(18/06/05)
昨日も本欄に書きましたが、ササユリの開花は全域で最盛期に 入りつつあります。県内外から多くの皆さんが訪ねて頂いています。 付属湿地でもハッチョウトンボやサワランを観られるようになりました。
・開花が続くササユリ(尾根道)(左)
・付属湿地のハッチョウトンボ雄(中)
・サワラン開花(付属湿地)(右)
(Fujimoto)
今日のササユリ三態(18/06/04)
ササユリが密集している沢道・南部湿原南端・尾根道それぞれで、開花が進んでいる花を撮ってみました。未だ未だ蕾も 多い段階です。
・沢道のササユリ(左)
・南部湿原南端のササユリ(中)
・尾根道のササユリ(右)
(Fujimoto)
ササユリの開花地点が多くなってきました(18/06/02)
昨日までは、ササユリの開花地点が主に2カ所でしたが、他の地点でも 咲き出しました。沢道コース・尾根道コース・湿原脇等々で。
コアジサイも観察コースのあちこちで咲き、芳香が漂っています。
そんな森の中で今日は、多くの会員が保全作業を行いました。
・沢道の開花も増えました(左)
・南部湿原南端も開花は増えています(中)
・林床整備をする会員(右)
(Fujimoto)
ササユリの開花は、場所によって開花時期が異なります(18/06/01)
写真のササユリは、全て今日の奥びわ湖・山門水源の森のものです。 場所によって開花時期が随分異なります。それは必ずしも日当たり条件 によるものではありません。森全体としての開花のピークは、今年の場合 6/10前後だろうと思われます。
・昨日開花したササユリ(左)
・5日後くらいに咲くササユリ(中)
・10日後くらいに咲くササユリ(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンですと画面右側・各月の「情報」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)