ササユリは今週後半から咲き始めます(22/05/29)
今日も「ササユリは・・・」と遠方からお訪ね頂きましたが、 未だ蕾膨らむといった段階です。今週中頃から場所によって 咲き始めるはずです。見頃は再来週ということになります。
・色づき始めたササユリの蕾(左)
・付属湿地で観察をするご家族(中)
・付属湿地で産卵するクロスジギンヤンマ(右)
(Fujimoto)
モリアオガエルの卵塊数が増え、ササユリの蕾、色づき始める(22/05/28)
今日の森は、他府県で保全活動をされているグループや県内で保全活動 をされている方、博物館主催の観察会に参加されたグループ等、観るために 来訪された方が多かったようです。
昨日の雨でモリアオガエルの卵塊数も倍増しました。ササユリの蕾も 早いものが色づき始めました。来週の後半には開花するものもありそうです。
・多賀博物館主催観察会参加者・四季の森で(左)
・モリアオガエルの卵塊・南部湿原(中)
・色づき始めたササユリ・南部湿原脇(左)
(Fujimoto)
湖北工業株式会社からの支援金 目録贈呈式(2022/05/26)
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会の活動に賛同していただいている湖北工業株式会社より東証スタンダード上場記念として、ご寄付をいただきました。
(Murata)
コアジサイが咲き始め、ササユリの蕾膨らみ出す(22/05/26)
梅雨期の楽しみの一つであるコアジサイの香が、ようやく漂い 始めました。同時に6月初旬からが見頃となるササユリの蕾が 一気に膨らんできました。
ササユリの鑑賞をお考えの方は、例年6月5日から1週間くらいが 見頃となります。
・蕾が膨らんできたササユリ(左)
・咲き始めたコアジサイ(中)
・実が美しいクマヤナギ(左)
(Fujimoto)
夜明けから羽化が始まります(2022/05/25)
夜が明けだすころから、湿地の中でヤゴ(体長7mm)が 羽化する場所を求めて動き出します。それを待ち構える アカハライモリに食われてしまう個体もいます。
運良く羽化場所にたどり着くと、しばらくして 背中が割れ、頭を下にしたトンボが出始めます。 やがて腹筋を使って起き上がり、羽や胴体が伸びてゆきます。 完全に羽が伸びるまでには、2時間近くが必要です。 それから羽を乾かすのにも時間がかかります。
・ハッチョウトンボの生息する湿地(左)
・羽化の始まりの段階(中)
・羽や胴体を伸ばしている段階(右)
(Fujimoto)
(2022/05/23)
(Tomioka)
時折雨粒を感じつつ、林床整備とテープ剥がしに汗(22/05/21)
山久の皆さんと森の保全のための作業ができ、会員の方もまた 一段と精を出して保全作業に力を入れなければと感じた1日でした。
・林床整備の男性陣(左)
・女性陣は食害防止テープ剥がし(中)
・階段補修をする会員(右)
(Fujimoto、左写真:Murata)
刻々と太陽の高度が増し、森の緑が輝き出します(22/05/19)
赤味を帯びた森の緑から、本来の緑へ移りゆく時間帯の森の景色は、 観察コースの植林帯から眺めるのが最高です。
・昼パージョンの緑に変わりゆく湿原とコナラ林(左)
・ヤマドリゼンマイが最も美しい季節(胞子葉が輝く)(中)
・そんな感傷を忘れて観察コース木道の滑り止め作業(右)
(Fujimoto)
ミツガシワが終わり、アカガシは落葉から新芽に移行(22/05/18)
南部湿原を白く染め上げていたミツガシワの開花が完全に終わり、果実と葉 が目立つようになってきました。森の方では、アカガシの分布域では、落葉が 進み赤い新芽が目立つようになってきました。
そんな森に大阪からシニア自然大学の皆さんが、自然観察にこられガイドを させてもらいました。
・花が終わったミツガシワの南部湿原(左)
・アカガシの赤い新芽が目立つ森(中)
・シニア自然大学校の皆さん(右)
(Fujimoto)
全校山門水源の森学習(2022/05/17)
午前中は1〜4年生が、午後は5、6年生が来訪。
・2年生 山門水源の森を歩きながら春みつけをし、見つけたことを発表し合ってもらいました。(左)
・3年生 山門の植物の名前や特徴、特にササユリについて学習。獣害ネットの前で説明を聞いてもらいました。(中)
・5年生 保全作業後に付属湿地でアカハライモリを観察。(右)
(Takebata、Nakano、Tomioka)
シロモジの木とフジの力比べ(22/05/16)
森に出かけると、綺麗な花・かぐわしい香り・変わった昆虫・ 足元から飛び出すタゴガエル、今日は今年初めてアカショウビンの鳴き声等々、見聞きするものは多いです。
が、意外なものもあります。植物同士の力比べ・・・互いに生きるために闘っています。
・シロモジにとりついたフジ(左)
・近寄ってみるとシロモジが締め上げられている(中)
・大丈夫かともっと近づくと(右)
(Fujimoto)
深緑に変わりつつある森へは、県道を入るとこの景色が待ち構えています(22/05/15)
奥びわ湖・山門水源の森へは、県道沿いの駐車場に車を置き、進入路に入ると写真の ような森への道になります。この先に「やまかど・森の楽舎」(事務所・入山口)が あります。
・県道からの森への入口(左)
・「やまかど・森の楽舎」付属湿地でアカハライモリを観察する親子(中)
・ヒメハギが咲き出しました(右)
(Fujimoto)
今年も沢山のササユリの開花が予想されます(22/05/13)
例年6月初旬から楽しめるササユリが、今年もコースの あちこちで蕾を付けた株が沢山見られるようになってきました。 今年は、比較的シカの食害が減ったと考えられるため、防獣ネット の設置をしていません。より自然に近い形で観察・撮影出来るようにと・・・。
・蕾を付けたササユリ(左)
・タチシオデ(中)
・今年一番乗りのハッチョウトンボの羽化(右)
(Fujimoto)
(2022/05/12)
・長浜市立永原小学校教員研修(右)
(Tomioka)
ミツガシワとモリアオガエルの卵塊のツーショット(22/05/10)
例年ミツガシワの開花が終了する頃に、早いモリアオガエルの産卵 が見られます。が、ミツガシワと卵塊のツーショットを撮ることができるチャンス はなかなかありません。
・ミツガシワの群落とモリアオガエルの卵塊(左)
・多雪で倒れた森の林床整備をする会員(中)
・今年もササユリはかなり咲きそうです(右)
(Fujimoto)
霊仙山のシカの食害状況を会員が観察(22/05/08)
山門水源の森でシカの食害対策を始めたのは、2008年の ササユリの金網掛けからでした。が、年々食害が広範囲に及び、2014年ごろ林内ではデアーラインが顕著になってきました。(デアーライン:シカの口が届く一定の高さまでで食害が進む)
2015年、滋賀県内で食害が進んだ場所と言われていた霊仙山での観察により、山門水源の森の食害防止対策をギアアップする必要に迫られました。2016年からは、山頂部に近いブナの森一帯に防獣ネットを設置しました。そして積雪期以外、会員が週2回巡視を行った結果、ネットで保護した 部分は下層植生が再生しています。他方、有害駆除もすすめ、湿原周辺での食害は 極度に減少してきています。
今日は、会員が下層植生再生を目指した原点の霊仙山の観察に出向きました。
・霊仙山中腹部のケヤキ林の下層植生はゼロの状態(左)
・山頂部は都市公園のような樹林(中)
・土砂流出も点在する山頂部を背景に観察参加者(右)
(Fujimoto)
森へのルート沿いも森でも、フジの開花のピークを迎えています(22/05/07)
トップページのホオノキにはもフジが巻き付き、紫の高貴な花を咲かせています。 湿原には、レンゲツツジが、斜面にはトリガタハンショウヅルも咲き続けています。
・ホオノキに巻き付いたフジ(左)
・湿原にアクセントをつけるレンゲツツジ(中)
・未だ咲き始めのトリガタハンショウヅル(右)
(Fujimoto)
立夏の森、ミツガシワに加えてコナラの雄花もトリガタハンショウヅルも(22/05/05)
WG好天が続き、親子連れで森の自然を楽しんでもらいました。新緑も次の降雨を越えると 深緑に変わりそうです。ミツガシワの開花は来週初めまで楽しめそうです。
ササユリの蕾も次々に顔を出しています。
・南部湿原のミツガシワ(左)
・コナラの新緑に雄花の房が下がる(中)
・咲き始めたトリガタハンショウヅル(右)
(Fujimoto)
「四季の森」の新緑に来訪者酔う(22/05/04)
好天に恵まれたこともあり、今日は今期最高の来訪者数でした。 遠く岐阜・名古屋・神戸等々からお尋ね頂きましたが、皆さん異口同音に 新緑とコース整備の行き届いたことに賛辞を頂きました。
・四季の森の新緑(左)
・ミヤマウメモドキの調査に新潟から研究者(中)
・スズメバチトラップに入ったスズメバチ(右)・・・生物多様性と言いつつも、コース沿いに巣を作られると危険なので 一部にトラップをかけています。
(Fujimoto)
田起が終わって水が入った里の水田に、山門水源の森が映る(22/05/02)
キリッとした冷気に包まれた里の水田に、遠く山門水源の森の山影が 映る光景は心を弾ませます。
・里の水田に映る山影(山門水源の森は写真の右上)(左)
・ミツガシワ(花序の下から咲き上がる)(中)
・昨日の降雨でモリアオガエルが今年初産卵(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)