(2022/09/30)
・ナツツバキ(左)
・付属湿地(中)
・進入路は工事中です。気をつけてお通りください。(右)
(Photo:Murata)
菌類の発生が近年希な少なさに。何か起こっているのか思案の日々(22/09/29)
例年梅雨明けから大量のキノコの発生で、林床が宝の山のように見えるのですが、 今年は異様に発生が少ないです。他地域の発生状況が気になるところです。
・コナラの根株に発生したオオワライタケ(左)
・コナラの朽ち木に発生したホウロクタケ(中)
・色付き始めたササユリの朔果(右)
(Photo:Fujimoto)
(2022/09/28)
(Photo:Tomioka)
(2022/09/27)
センブリはまだ咲いていません。アサギマダラが付属湿地の上を舞っていました。
・キセルアザミ(左)
・サワギキョウとトンボ(中)
・アケボノソウ(右)
(Photo:Murata)
短い秋を昆虫も精一杯生きています(22/09/25)
この涼しさのせいか紅葉する木も目立ち始めました。そんな 秋の訪れに合わせて昆虫も活発に動いています。
・秋の空に映えだした紅葉(左)
・昆虫を捕らえたアキアカネ(中)
・産卵場所を探しているのかオオカマキリ(右)
(Photo:Fujimoto)
秋本番となれると、危険な動植物も・・・(22/09/24)
これから11月初旬はスズメバチの活動期でも、1年で最も 危険なシーズンに入ります。
観察コースにはほど遠い所ですが、今年もスズメバチの巣が作られています。 またコース沿いでは、樹液を吸いにスズメバチが訪れることもあります。
スズメバチを見つけたら、手などで振り払わずに静かに通り過ぎることが 一番です。出来るだけ白っぽい服装・帽子などが良いようです。
・コースには関係ないところのスズメバチの巣(左)
・沢道のツルリンドウ(中)
・会員による天然更新試験地の植生調査(右)
(Photo:Fujimoto)
(2022/09/23)
(Photo:Tomioka)
(2022/09/21)
・付属湿地で残り2輪となったサギソウ(右)
(Photo:Tomioka、Murata)
この森は花崗岩・降水直後に増水、降雨が止むと短時間で元に戻る水位(20/09/20)
湖西の安曇川をはじめとする多くの河川は、増水して濁流となっていました。 しかし、山門水源の森の沢は澄んだ水で平常より少し水量が多い程度でした。 が、かなりの降水量があり増水したためか観察コースにも溢流の痕跡が残っていました。
地盤が花崗岩であるため、降水があるとすぐに増水しますが、雨が止むと極 短時間で流量が減ります。
・減衰し澄んだ水が流れる滑滝(左)
・強風で枝が折れて落下したリュウキュウマメガキ(中)
・咲き出したホツツジ(右)
(Photo:Fujimoto)
(2022/09/18)
(Photo:Tomioka)
今期初確認のツチアケビ作業中に確認(22/09/17)
保全作業の対象箇所はその環境が多岐にわたっているため、 作業の他に何が観られるかも楽しみの一つです。今期は今日まで ツチアケビの観察が出来ていませんでしたが、過去に発生したことの無い 部分で見事なツチアケビが観られました。
・観察コース沿いのススキの坪刈り(左)
・展望台の障害灌木伐採(中)
・作業中に見つかったツチアケビ(右)
(Photo:Fujimoto)
イネ科の植物が一斉に開花し始めた(22/09/15)
春はスギに始まる花粉症ですが、秋にはイネ科の花粉に反応する 人が「最近鼻がむずがゆい」と言い出しました。湿原のイネ科が一斉に開花 花粉をまき散らしています。
ススキの分布範囲を広げないために、種子が飛び散る前に 刈り取り作業を進めています。
・全国的に分布が少なくなってきたカリヤス(左)
・一斉に穂が出始めたススキ(中)
・色合いの少ないコース沿いにマルバハギ(右)
(Photo:Fujimoto)
猛暑日が続く中で森は紅葉に突き進んでいます(22/09/13)
今日も湿原はサウナ状態でした。そんな日の連続ですが、森は暦通りの 紅葉が進んできました。湿原脇からミヤマウメモドキの木々の紅葉の 違いを楽しんで下さい。
・ミヤマウメモドキ(赤い実の付いているのが雌株・その右側が雄株)(左)
・コアジサイも紅葉が始まっています(中)
・湿原脇の樹のムロに昨冬アカネズミが食べ残したエゴノキの実(右)
(Photo:Fujimoto)
(2022/09/12)
バイオトイレは9月下旬から供用できるようになる予定です。
・サギソウは終盤(左)
・サワヒヨドリ(中)
・バイオトイレ改修中(右)
(Photo:Murata)
シカの食害を受けつつも咲く花は一層愛おしい(22/09/11)
2010年代のシカの食害拡大期には、森の下層植生は大きな被害を受けました。 希少種など保護したい部分には、防獣ネットを張り巡らし、何とか難を逃れる 策しかありませんでした。この食害によって、この森から姿を消した植物も あります。
・食害を受けつつも咲いたヤマジノホトトギス(左)
・防獣ネットの中で咲くミヤコアザミ(中)
・食害を比較的受けにくいカシワバハグマにヒラタアブ(右)
(Text:Fujimoto)
秋の情景様々(2022/09/10)
七十二候 くさのつゆしろし:草露白(9/8~9/12)。暦のいうように、朝夕大分涼しくなり、体も少し楽になってきましたが、まだ暦通りとはいかないようです。
【画像左】シロモジの果実と黄葉。この森の紅葉は黄色が主役。その中でもシロモジが存在感を示します。紅葉はまだ当分先ですが、何かの加減で色づいたのでしょう。大きな果実も見ごたえあり。
【画像中】白いキノコにご注意。そろそろ「殺しの天使」ドクツルタケが発生するので気を付けています。これは違います。このような白いテングタケ系のキノコには猛毒を持つものが多数あります。間違っても食べないようご注意を。
【画像右】トビナナフシ。図鑑によれば、8~11月に見られる秋の昆虫で、本州ではほとんどが雌で、雌だけで繁殖するとか⁉
(Text:森の案内人X)
湿原の草本類も実を付け色変わりを・・・(22/09/07)
山門湿原の中央湿原はヨシが群生していますが、その他の 大部分に分布するのはヌマガヤです。ヌマガヤの群落が風に 吹かれてなびく風景は、なかなか趣があります。
そんな中でアブラガヤやコマツカサススキは、実の付き方や 色が目を引きます。
・ヌマガヤ(左)
・アブラガヤ(中)
・コマツカサススキ(右)
(Text:Fujimoto)
今日もタゴガエルの保護色に翻弄される(22/09/05)
トップページの写真の何処に何らが写っているか、おわかり いただいたでしょうか。毎回この保護色の違いを楽しんでいます。
・タゴガエル(トップページの近接撮影)(左)
・紅葉が進むヒメコウゾウ(中)
・南部湿原のサワギキョウ(右)
(Text:Fujimoto)
今日は9月の第1土曜日・会員の保全活動日(22/09/03)
9時前に会員が次々にやまかど・森の楽舎に集まってきます。 今日の作業は、
(1)この森へ入るのに通行する県道のごみ掃除と草刈り
(2)やまかど・森の楽舎の塗装(毎年実施)
(3)やまかど・森の楽舎周辺の除草
(4)中央湿原流入路の整備
に分かれて、蒸し暑い中でしたが作業を行いました。
・県道脇のごみ掃除(左)
・やまかど・森の楽舎の塗装作業(中) (photo:MURATA)
・湿原流入路の流路整備(右)
お疲れ様でした。
(Text:Fujimoto)
タムシバ・イソノキ・ナツハゼ等々の実も熟し始めています(22/09/03)
森の木々の実が熟す季節到来です。青い実から熟してゆく段階の色の変化も、森の初秋の楽しみです。今日は保全作業のかたわらで、イソノキと タムシバの実を皆で味わってみました。食べられる実ではないのですが・・・。
・イソノキ(左)、黒く熟した実の味は甘酸っぱい感じです
・タムシバ(中)、赤い実をそっと噛んでみました。何となく柑橘類の香と味です。人によっては、歯磨きの味とも。
・アカスジキンカメムシ(右)、タムシバの実が熟すると、その実の液を吸いに 集まります。この虫の色はこれから変わります。
(Fujimoto)
今日の花(2022/09/02)
・サワギキョウ(左)
・ヤマジノホトトギス(中)
・センブリの花はまだです(右)
(Murata)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)