(2023/06/28)
(Tomioka)
ナツツバキが本格的に咲き出しました(23/06/26)
数日前から森のあちこちでナツツバキの落花が、ポツポツ 見られるようになってきました。本格的開花には未だ数日を 要しそうです。
・付属湿地横のナツツバキ(左)
・付属湿地横のムラサキシキブ(中)
・南部湿原西端の大きな葉のヒツジグサ開花(右)
(Fujimoto)
付属湿地ハッチョウトンボの雌探しに大勢賑わう(23/06/25)
早朝から東京や三重からの来訪者が続き、キノコ豆博士も森を一周し アカヤマドリ・オオゴムタケ・ヒトヨタケ等々が観られて大満足。
ハッチョウトンボの雄は比較的探しやすいが、雌は色が地味で今一 探しにくく、かなり時間を使ってやっと見つかり満足な来訪者も。
今年もイシガメの産卵場所にヘビが入り卵を食ってしまいました。
・ハッチョウトンボの雌(左)
・ヒメミクリ(中)
・イシガメの卵がヘビに食われた跡(右)
(Fujimoto)
付属湿地も賑やかになってきました(23/06/24)
付属湿地もトキソウやサワランに代わり、カキランが開花しています。 ヒツジクサ、ヒメミクリ、ノハナショウブ、ヒルムシロ、コバギボウシ、 オオバギボウシ、コバノトンボソウ等々が咲き賑やかになってきました。 そんな水辺には、ハッチョウトンボ、クロスジギンヤンマ、ヤマサナエ等々 が訪れていました。
・カキラン(左)
・ヤマサナエ(雄)(中)
・ハッチョウトンボ(雄)(右)
(Fujimoto)
(2023/06/22)
(Tomioka)
安全・快適のために(2023/06/20)
人の社会は高齢化に伴う課題が話題になることが多くなっています。森も同様に高齢が進行します。そのため枯死木が増え、皆さんが歩くコースは危険がいっぱいです。安全確保は、森の保全の重要な作業の一つです。快適な山歩きの陰には、このような関係者の努力があることに思いを寄せてみてください。
【画像左】枯れ木を安全に倒せる方向へ引っ張るためにロープを張ります。
【画像中】急斜面で自分の安全を確保しながら重い大型のチェーンソーで切断していきます。
【画像右】ある程度切り込みを入れた後、パワーウィンチでロープを引っ張り、倒していきます。倒れる瞬間です。この後、伐採木の玉切り(短く切る)、枝払い、集積という重労働が続きます。
(森の案内人X)
深緑の四季の森に涼風吹き抜ける(23/06/19)
猛暑・猛暑と報じられますが、四季の森では沢音も やさしく、涼風が吹き抜け心地よい一時が過ごせます。
・四季の森のコナラ(左)
・湿原脇の名残のササユリ(中)
・トクワカソウの実(右)
(Fujimoto)
会員保全活動の日、森のあちこちに散らばり作業(23/06/17)
今日は第3土曜日で、会員活動の日。朝の作業内容の打合せで、 山頂部の防獣ネット巡視班・中腹の林床整備班・湿原の巡視路の刈払・ 麓の付属湿地の除草班・楽舎周辺の刈払班・スズメバチトラップ回収班・ 水質調査班とに別れそれぞれに作業。
・付属湿地の除草(来訪者が観察しやすいように)(左)
・付属湿地のオオバギボウシ開花(中)
・林床整備を整備する会員(右)(photo:TOMIOKA)
(Fujimoto)
ササユリも最盛期を過ぎ、林間に遅咲きが点々と・・(23/06/16)
5月末から楽しませてくれたササユリの開花も峠を越えました。 今は遅咲きの花が点在する程度となりました。
・コース沿いの遅咲きのササユリ(左)
・林床に広がるツルアリドウシの花(中)
・梅雨時期にふさわしいノハナショウブ(付属湿地)(右)
(Fujimoto)
南部湿原の周囲はモリアオガエルの卵塊で様変わり(23/06/13)
昨日の降雨で、南部湿原の周りのモリアオガエルの卵塊の数は 倍増しました。場所によっては、卵塊が多すぎて枝が折れそうに なっている場所もあります。
今後も降雨の度に卵塊の数は増えてゆきます。
・南部湿原のモリアオガエルの卵塊(左)
・背後には満開のササユリ(中)
・産卵中のクロスジギンヤンマ(付属湿地)(右)
(Fujimoto)
熱心な参加者にガイド担当も楽しくやらせてもらえました(23/06/10)
観察会開始を待ちかねて頂いた参加者も居られるほど熱の入った観察会 となりました。1班10名で3班編制で開花最適期のササユリをテーマに 森の生物多様性と人の関わりについて案内しました。
参加の皆さんの感想からササユリは勿論のこと、多様性についても関心を深めて いただいたことで観察会の意義があったと思います。
・ササユリの種子から花が咲くまで7年も・・(photo:Nagasawa)
・獣害防止も一筋縄ではありません・・(photo:T.TANAKA)
・ギンリョウソウって緑でないのに・・(photo:Nagasawa)
(Fujimoto)
コアジサイ、ササユリを見た後は湿原脇のモリアオガエルの卵塊観賞(23/06/09)
観察コース沿いの様々なササユリをゆったり観賞しつつ、南部湿原に着くと 湿原の周りに、昨日の降雨でモリアオガエルの卵塊が倍増していました。
・雨上がりのササユリ(左)
・明日開花するだろうササユリの蕾(中)
・湿原脇のモリアオガエルの卵塊(右)
(Fujimoto)
湿原の芳香の種類が変わりました(23/06/06)
沢道を登り切って湿原が見える所に入ると、これまでの香とは異なった 新鮮な芳香が漂ってきました。
湿原に700株もあるミヤマウメモドキが開花して香を漂わせています。
ミヤマウメモドキは、雄株と雌株が別の雌雄異株です。
・ミヤマウメモドキの雌花(左)
・コアジサイの中で咲くササユリ(中)
・ヤブムラサキの花(右)
(Fujimoto)
場所・株によって花数・色の違いを楽しみつつ歩く(2023/06/05)
純白から濃いピンクまで、ササユリの色合いは変化に富んでいる。 開花地点によっても色合いが異なり、花数の違いとともに、楽しみ方は いろいろ。6月中旬までは楽しめそうです。
(Fujimoto)
降雨毎に増えるモリアオガエルの卵塊(23/06/03)
一昨日からの降雨で、湿原脇のモリアオガエルの卵塊数が倍増しました。 今日の強風で卵塊が水面に吹き落とされたものもあります。これからまだまだ 降雨毎に数は増えてゆきます。
・沢道のササユリ(左)
・湿原のモリアオガエルの卵塊(中)
・開花が始まったサワラン(付属湿地)(右)
(Fujimoto)
ササユリ開花の第一期はこれから数日が最適期、第二期は6/10頃(23/06/01)
この森のササユリの開花時期は、大きく2つの時期に分かれます。これから数日 が第一期の見頃、次が6/10前後となります。
・第一期のササユリ開花(左)
・展望場横のコアジサイ。ゆっくりお楽しみください(中)
・付属湿地のヒルムシロ開花(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)