里と山門水源の森では紅葉の進み具合が一寸違います(17/10/31)
 山門水源の森と山門の集落とでは、距離的には4km程度しか離れていませんが、紅葉の程度は随分と異なっています。集落の方は、琵琶湖からの気流の影響が大きいので、紅葉が遅れ気味です。
・里の紅葉は遅い(左)
・コハウチワカエデも日照時間差で紅葉が異なる(中)
・コナラに包まれたブナ(ブナの紅葉は早い)(右)

(Fujimoto)


(17/10/30)

(Saji、Tomioka)


(17/10/29)

(Saji)


またまた台風接近(17/10/28)

 滋賀県内でも各地に大きな被害をもたらした台風21号の余韻が冷めないまま、22号が接近。これ以上の被害はご免という気持ちです。しかし、今朝のニュースでは、今後の温暖化の進行で巨大台風の発生確率が高くなるといっています。21号では被害のなかった自宅もこれからは…?という心配が。
 そんなこととは関係なく森の季節は確実に進行しています。画像左は色づき始めたブナです。黒くシルエットになっている葉はアカガシです。晴れていると青空を背景に美しいのですが、台風接近の影響で雨模様です。
画像中は、冬鳥のミヤマホオジロです。過去に観察記録があるのかもしれませんが、自分としてはこの森では初見です。すぐそばの赤い実はソヨゴです。
画像右はヤブコウジの実です。いずれも秋の深まりを感じさせる光景です。穏やかな季節の移ろいが続くことを願いたいものです。

(記 森の案内人X)


(17/10/27)

(Tomioka、Saji)


コナラの落果は既に発根(17/10/26)

 森のどの観察コースも、落果したどんぐりで歩くのも気をつけないと転がってしまいそうな状態です。一息つくため足下のどんぐりを拾い集めると、あっという間に写真のように集まります。

・コナラのどんぐり(左)
・既に根が出始めたコナラ(中)
・アカガシのどんぐり(右)

(Fujimoto)


(17/10/25)

(Tomioka)


ササユリの蒴果採取始める(17/10/24)

 台風21号による被害確認と補修の1日でした。その合間にササユリの蒴果の採取を始めました。この種子は11月10日に地域の中学生と会員で播種します。一般の皆さんの参加も大歓迎です。
・強風で壊れた防獣波板(左)
・採取したササユリの蒴果(中)
・ツルリンドウ(右)

(Fujimoto)


(17/10/22)

(Saji、Tomioka)


(17/10/21)

(Saji)

台風21号接近直前(17/10/21)

 超大型・非常に強い台風接近の予報、雨のため保全作業が中止となり、午前中は理事会が行われました。
 理事会終了後、台風接近直前の森の様子を確認するためブナの森コースをパトロール。午前中はかなり強い雨が降っていたため完全装備をして出かけたものの、ほとんど雨は降らず、途中からは雨合羽を脱いで行動するほどでした。時折深い霧に囲まれ、暗い印象の森でしたが、雨天にも負けず小さな生き物が色鮮やかに自己主張していました。
画像左は霧を背景にした暗い守護岩で、苔むした岩が厳かで、元日に献じたお神酒も趣を添えています。
画像中は暗い森を背景に鮮やかなグリーンを見せているスズメガの仲間(多分モモスズメ)の幼虫です。丸々と太っており、蛹になる場所を探しているのでしょうか、結構速いスピードで移動していました。急げ!安全な場所へ。
画像右は付属湿地のホザキノミミカキグサです。3〜4mmの小さな花ですが、雨の中で草紅葉を背景に独特な姿と明るい紫で秋の風情を演出しています。

(記 森の案内人X)


ビワマス遡上に合わせて簡易魚道設置(17/10/20)

 ビワマスの遡上のシーズンになってきました。大浦川には途中に農業用の堰堤があり、この部分の遡上が容易ではありません。そこで簡易魚道を今日設置しました。もっとしっかりした魚道があれば良いのですが・・・
・今日設置した簡易魚道(左)
・一番美しい時期のコマユミ(中)
・ムラサキホウキタケ(右)

(Fujimoto)


(17/10/19)

(Saji)


(17/10/18)

(Tomioka)


エッ なぜこんなところに(17/10/17)

 例年あちこちのアカマツの朽木に発生するフサヒメホウキタケ(左)が、観察コース沿いに列状に発生しています。なぜこんな所にと思案してたどり着いたのは、観察コースに敷設したヒノキのチップです。真新しいコナラの朽木の倒木にも、イタチタケ(中)の幼菌が出ていました。隙あらば何処にでもと、生き物のしたたかさを感じます。

(Fujimoto)


(17/10/16)

(Saji、Tomioka)


(17/10/15)

(Tomioka)


秋本格化で観るものが増えてきました(17/10/14)

 観察コースではリンドウ・センブリ・オヤマボクチ等が見られ、湿原にはエゾリンドウが例年より多く咲いています。
 林床には、秋のキノコがあちこちに見られます。
・湿原のエゾリンドウ(左)
・次々はじくミツバアケビ(中)
・林床に地味なシャカシメジ(右)

(Fujimoto)


(17/10/13)

(Tomioka)


(17/10/12)

(Saji、Tomioka)


実りの秋を実感できるミツバアケビはじける(17/10/11)

 今日は日中未だ夏日だったものの、さすがにツクツクボウシは鳴きませんでした。いよいよ本格的な秋に向かいそうです。
・動物に喰われずにはじいたミツバアケビの実(左)
・防獣ネットに守られて咲いたオクモミジバハグマ(中)
・何かに喰われたサルトリイバラの実(右)

(Fujimoto)


(17/10/10)

(Tomioka)


森では、やっぱの森の住人に負けます(17/10/09)

 9月の終わり頃から、アケビのはじけるのを今日か明日かと気にとめていますが、10月に入って紫に美しく色づき、今日ははじいているか・・・と蔓の下に出向くと、森の住人にはじく前に先を越されてしまいました。
・綺麗に色づいたミツバアケビの実(左)
・森の住人に喰われて落ちたアケビの皮(中)
・湿原で目立つエゾリンドウ(右)

(Fujimoto)


(17/10/08)

(Tomioka)


今日は会員の保全活動の日(17/10/07)

 今月り最初の会員保全活動の日。2011年にブナの森で採種し育種したきたブナの苗を頂上付近のギャップに植栽。別の班は、2013年秋に採種したユキグニミツバツツジを育種した苗を尾根道(シカの食害前は沢山咲いた所)へ植栽。続いて連日作業をしている外来種(メリケンカルカヤ)の抜き取り作業を行いました。
・ブナの植栽(左)(橋本K撮影)
・ユキグニミツバツツジの植栽(中)
・メリケンカルカヤの抜き取り作業(右)

(Fujimoto)


樹形・樹皮・樹根の観察も楽しい(17/10/05)

 紅葉が本格化するまで、森の観察にはぜひ樹形・樹皮・樹根に目を向けて楽しんで下さい。自然の妙味を感じられます。
・大地をつかまえるホオノキの樹根(左)
・岩を割るソヨゴの樹根(中)
・大岩をかかえるリョウブの樹根(右)

(Fujimoto)


青い秋の空に白い雲の変わりゆく形が目を引く季節(17/10/04)

 青い空・澄んだ空気の森でいち早く落葉が始まっているホオノキ、紅葉が進むヤマナラシ・カスミザクラ・マルバマンサク。観察コース沿いでは、リンドウ・センブリ・アキノキリンソウ・オオヤマボクチが開花寸前になっています。
・天然更新試験地から総見山・守護岩を望む(左)
・開花間近のリンドウ(中)
・アケビを喰った鳥の糞(右)

(Fujimoto)


(17/10/03)

・イトイヌノヒゲ
・見納めのサワギキョウ
・色づいてきたヤマボウシ

(Murata)


(17/10/02)

(Saji)


(17/10/01)

(Saji)