キタヤマオウレン、ショウジョウバカマに続く花々が・・・(22/03/31)

 木々の花々もマルバマンサクに続いて、クロモジ、イワナシ、タムシバと 蕾が膨らみ開花直前になってきました。

 キタヤマオウレンは、雪解けの遅かった部分では未だ蕾も残っています。 続いて花数の多いショウジョウバカマは、湿原脇の斜面に次々花を開き始めました。

・沢沿いのキタヤマオウレンとショウジョウバカマ(左)

・つぼみが膨らみだしたイワナシ(中)

・明日にも開花しそうなタムシバ(右)

(Fujimoto)


雪解け期は一気に忙しくなる保全作業(22/03/29)

 ごく一部を除いて森の積雪がなくなってきました。これに合わせて 次々と草木の新芽が伸びてきます。湿原では、ぼちぼちミツガシワの 蕾が顔を出します。それまでにシカに食われないように防獣ネットを 設置する必要があります。来訪者の和やかな顔を横目に作業を急いでいます。

・ショウジョウバカマとキタヤマオウレン(左)

・キタヤマオウレンを楽しむ来訪者(中)

・ミツガシワ保全の防獣ネット設置(右)

(Fujimoto)


二十四節季:春分次候、七十二候:桜始開 さくらはじめてさく(2022/03/28)

 世間ではソメイヨシノの満開報道も。水源の森の中はようやく雪がほぼ全域で消え、キンキマメザクラの開花の報告があったところです。そんな、春の遅い森の中の今日の様子です。

【画像左】雪が解けたササ原。深い雪に覆われていたササも姿を見せました。ネットの内外の違いが鮮明です。これからシカとの闘いの再開です。

【画像中】大雪の被害。四季の森コースが崩壊のピンチです。急斜面に沿って作られた観察コースは、今冬の大雪の影響で路肩や安全索などが随所で被害をこうむっています。本会の保全作業日に補修作業を行うことになると思いますが、その際にはご協力をよろしくお願いいたします。補修作業が済むまでは危険ですので、通行をご遠慮いただくことになるかもしれません。併せてご協力下さい。

【画像右】トクワカソウ蕾。今、沢道ではキタヤマオウレンが花盛りですが、間もなくトクワカソウも開花します。花期が短いので本欄の情報を参考にしてください。

(森の案内人X)


キタヤマオウレンの開花面積がどんどん広がっています(22/03/27)

 沢には、雪解け水が音を立てて流れ下っています。その滝を背景に 咲き出したキタヤマオウレンは、文字通り早春の妖精です。

 開花までの様々な色の変化も楽しんで下さい。

・小滝をバックに(左)

・全開のキタヤマオウレン(中)

・オオカメノキの蕾が膨らみ出しました(右)

(Fujimoto)


奥びわ湖・山門水源の森2021年報告会開催される(22/03/26)

 本日午前中、西浅井まちづくりセンターで山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会の2022年度 総会を開催し、2021年度の活動報告等を実施しました。

 午後は同会場で、会員以外の一般参加者も含め「奥びわ湖・山門水源の森2021年報告会」を ON-LINE参加も含めて実施しました。報告は、本会の会員の報告6件と地元の永原小学校・西浅井中学校の活動について報告がありました。

・午前中の本会総会風景(左)

・活動報告会(中)

・西浅井中学校生徒による取り組みの報告(右)

(Fujimoto)


キタヤマオウレンの開花地点が日に日に広がっています(22/03/25)

 沢道コースの雪解けも日に日に広がっています。雪解けが早い部分から キタヤマオウレンが咲き出します。いろいろな段階のキタヤマオウレンを 楽しんでください。

 ただ踏みつけだけはご注意下さい。

・雪解け直後のキタヤマオウレンの蕾(左)

・開花が始まる(中)

・水しぶきにも立ち向かって咲く(右)

(Fujimoto)


(2022/03/24)

(Tomioka)


(2022/03/23)

 四季の森コースは、一部残雪多し。長靴での通行が危険な箇所があります。

(Tomioka)


キタヤマオウレンの分布を広げるため苦労しています(22/03/21)

 日頃の保全作業で、キタヤマオウレンの分布を広げるため、森のあちこちで保全作業をしています。来訪者に愛でてもらいやすい ようにと・・・。

 ところが昨年は、花を撮るため花のない株を踏みつけるということがかなり深刻でした。その場所は今年は 発芽していません。今日は、特に踏みつけ易い地点に、注意表示 を行いました。注意して楽しんで下さい。

・キタヤマオウレンを撮る来訪者(左)

・踏みつけが起こりやすい地点の表示(中)

・開花したアツミカンアオイ(右)

(Fujimoto)


雨にぬれるキタヤマオウレン・・(2022/03/18)

 あいにくの雨でしたが、その中のキタヤマオウレンも風情があります。
 17日の湿原で64cmの積雪があり、コースの途中、歩きづらい所もあります。長靴にスパッツでお越しください。

 なお、撮影に夢中になると、足元の「芽」を踏んでしまいます。十分にご注意ください。

(Murata)


融雪の一滴が集まって、沢の勢いある清流に・・(22/03/17)

 森の中の1滴が集まって小さな流れになり、さらにそれが集まって・・・ 理屈は分かっているつもりでも、雪解けの一滴からこの沢の清流になります。 しかも流れが止まることがありません。清流をみていると、どうしてこんなに 流れが続くのだろうと思ってしまう自分がいます。

・積雪から融け出す最初の一滴(左)

・湿原の融雪状態(中)

・沢の清流(右)

(Fujimoto)


(2022/03/16)

 湿原で77cmになりました。湿原までのコースは大方長靴で も歩ける感じですが、一部でまだ深 い場所があります。沢道は大岩を越えて湿原に出る手前の、最後の斜面が超難所になっています。

(Tomioka)


(22/03/15)

 観察コースは、融雪が進んでい ますが、今日も移動はスノーシュー を履いたほうが歩きやすい状態でし た。

(Tomioka)


沢道は最悪で危険な状態!(2022/03/12)

 沢道はキタヤマオウレンが咲き始めています。しかし、沢道は雪のあるところと無いところが混在し、雪のあるところではスノーシューでも大きく沈み込むことが多く、最悪の状態で危険です。もうしばらく雪解けが進んでからお越しください。積雪量は森の楽舎(山小屋)付近で106cmです。

【画像左】雪が緩んで危険度が増してきた付近で、雪の量が減ってきた本来のコースを除雪しました。

【画像中】本来のコースで、積雪量が大きく残って除雪がむつかしい区間(この画像では沢に沿った道)は、迂回路を残してあります。しかし沈み込むことが多く、歩くのは大変危険が伴います。

【画像右】オオトビサシガメ。今は啓蟄の期間中で、雪解けとともに暦通りに昆虫が活動を始めています。この虫は平べったくて横から撮ることは少ないのですが、カメラのストラップに止まってくれたのでうまく撮れました。図鑑によれば成虫で冬を越して4月頃から出始めるとか。今日の最高気温は4月頃並みとのことで、納得。

(森の案内人X)


(22/03/10)

(Tomioka)


雪解けを待ちかねる動植物(22/03/08)

 早いものは昨年の12月にわずかに開花したユキバタツバキも大雪続きで、昨年とは開花が随分遅れています。雪解けが早い沢沿いでは、動物の足跡が続いています。

・展望場から湿原を望む(左)

・融雪を待つユキバタツバキ(中)

・沢沿いに歩くキツネの足跡(右)

(Fujimoto)


大雪がらみ(2022/03/02)

【画像左】沢で雪の下から顔をのぞか せたキタヤマオウレン蕾。雨によって 雪が解けたようです。分厚い雪によっ て寒気から守られ、十分な水分を得て 元気に育った姿が見え始めました。

【画像中】守護岩の積雪は164cm(14 時)普段は上にある定点カメラも雪の中です。

【画像右】雪に隠れたブナの森防獣 ネットAゾーン。固定部がチラリと見え ますが、雪の下ではどうなっているの でしょう、修復が大変そうです。その時は応援お願いいたします。

(森の案内人X)


これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。