差し込む朝日に、コナラ林の輝きが増す北部湿原(24/11/30)

 今朝は、琵琶湖の西岸山地は南から北までうっすらと降雪がありました。 朝日が当たると瞬時に融ける程度の積雪でした。  

 山門水源の森も霙くらいは降った感じの朝の光景でした。 青空にそそり立つ紅葉したコナラからは力をもらったような感じになります。 落ち葉に縁取られた転石には、ハイゴケの緑が新鮮に映りました。  

・朝日に輝く北部湿原のコナラ林(左)  

・青空にそそり立つコナラ(中)

・落ち葉の中でハイゴケに包まれた転石(右)

(Fujimoto)


この時期の観察コースは、こんな景色を見ながらになります(24/11/28)

 晩秋の観察コースは、しっとりと華やかさの両方が楽しめます。

 落葉が朝露に濡れ、しんみりと考え事をしながら・・・

 紅葉の華やかなトンネルをくぐりながら・・・

 展望場では、パッと視界が開けます・・・

・北部湿原脇のコース(左)

・南部湿原尾根のコース(中)

・展望場から湿原を望む(右)

(Fujimoto)


中央湿原から総見山(東谷山:写真の左のピーク)・守護岩を時間差で撮ってみました(24/11/27)

 湿原は周囲を山地に囲まれているため、朝方は未だ湿原に日射が届いていません。 8:50・12:21・14:05の3回シャッターを押してみました。

 天気が一定していませんが、どの時間帯もそれぞれの趣があります。

 総見山は、湿原の北西に位置しています。

(Fujimoto)


四季の森の紅葉は、どうやら今がピークのようです(2024/11/24)

 11/21の本欄にも四季の森の紅葉三景を掲載しましたが、今日も 四季の森の紅葉です。

 四季の森では、どの位置に居てもまわりを紅葉が囲んでくれます。 冷え冷えとした森の中ですが、温かいコーヒーなどを飲みながらの 紅葉狩りは最高です。

(Fujimoto)


四季の森紅葉三景(24/11/21)

 山門水源の森の紅葉は、ブナの紅葉から始まります。例年なら今がコハウチワカエデの紅葉 のピークになるのですが、今夏の酷暑で何となく鮮やかさが劣っているようです。

 コナラの紅葉も例年より少し赤味が少ない感じがします。

 それでも周りの木々の紅葉とのバランスを考えれば、それなりに楽しめます。

 今日は曇天で・・・・  写真はいずれも四季の森です。

(Fujimoto)


(2024/11/20)

(Tomioka)


(2024/11/17)

・コアジサイ(左)、(中)(Tomioka)

・四季の森(右)(Murata)

 


紅葉も森林・湿原の植生の違いでいろいろな角度から楽しめます(24/11/16)

 この地域の薪炭材は、特別な樹種を選択していませんでした。針葉樹や ホオノキ・ブナ・ウルシなどは利用しませんでしたが、他の樹種は殆ど利用 していました。特に珍重されたのはアカガシやコナラでした。

 コナラ林の紅葉は、今がピークになっています。

・コナラ林の紅葉(左)

・湿原のヨシ帯の紅葉(中)

・湿原のヌマガヤ帯の紅葉(右)

(Fujimoto)


(24/11/14)

(Tomioka)


好天続きの朝の森は、斜光に照らされ日中の趣とは異なった趣が(24/11/13)

 朝の森は、昼間とは異なり斜光が紅葉を一段と引き立たせます。

 気温が低いこともあり、この光景の中に身を置くと一段と身が引き締まります。 いろいろな時間帯で森を楽しんでください。

・朝方の森の紅葉(左)

・紅葉の中を青空に向かって登る(中)

・未だスズメバチは活動的です(右)

(Fujimoto)


支援企業の従業員の皆さんが保全活動に参加いただきました(24/11/12)

 日頃から本会の活動に支援を頂いている湖北工業株式会社の 社長・従業員の皆さんが、保全活動に参加していただきました。

 作業は、植生保全のために設置している防獣ネットを積雪に備えて 撤去する作業班・ササユリ球根の移植と播種作業班・ニホンジカの生息頭数を 推定するための糞粒調査班に分かれて作業していただきました。

 会員の保全作業だと、数日はかかる仕事を半日で完了していただき 感激です。

・防獣ネットの撤去作業(左)

・ササユリの播種作業(中)

・シカの糞粒調査(右)(photo:TOMIOKA)

(Fujimoto)


(2024/11/11)

(Tomioka)


紅葉は樹種や日当たり具合で様々に映ります(24/11/10)

 酷暑で今年の紅葉がどうなるか心配でしたが、個々の樹をみると それぞれ違った趣の色合いを楽しめます。

・シロハダの紅葉(赤い部分)(左)

・アオハダの紅葉(葉にアオハダ黒紋病の斑点)(中)

・タカノツメの鮮やかな黄色の紅葉(右)

(Fujimoto)


やまおやじの樹洞は、イタチタケのすみか(24/11/08)

 薪炭林だったこの森には、多くのコナラが分布しています。 写真家の今森光彦氏は、萌芽更新を繰り返したクヌギの木を 「やまおやじ」と名付けました。 コナラも同じように萌芽更新を繰り返した古木があり、 そこには樹洞が残っているものがみられます。

 この樹洞はには、かなりの確率でイタチタケが発生します。

・四季の森のコナラの萌芽更新株に樹洞(左の株の下)(左)

・コナラの樹洞内のイタチタケ(中)

・コナラの樹洞内のイタチタケ(右)

(Fujimoto)


(2024/11/07)

(Tomioka)


ようやく紅葉が進み出したものの、酷暑の影響がどうなるか(24/11/06)

 展望場から見下ろす湿原も草紅葉が進み出し、周囲の木々も紅葉が 進行しています。紅葉の最盛期は下旬くらいになりそうです。

・展望場から観る湿原(左)

・コハウチワカエデの紅葉(中)

・ツルウメモドキ(右)

(Fujimoto)


リンドウやセンブリが最盛期に入っています(2024/11/04)

ブナは紅葉が始まっています。

・色づくヌルデ(左)

(Murata)


紅葉も始まりだし少しずつ秋の気配が漂ってきました(24/11/03)

 紅葉と言えばモミジですが、この森のモミジは「コハウチワカエデ」が多く分布しています。 四季の森のコハウチワカエデも色付き始めました。

・朝の四季の森(左)

・夏場はスズメバチの巣になっていた樹洞にイタチタケ(中)

・シャカシメジ(右)

(Fujimoto)


レイカディア大学45期生のみなさんも保全活動(24/11/01)

 レイカディア大学彦根校45期生の有志の皆さんが保全活動に参加いただきました。 西浅井中学の生徒が到着するまでの間、今年のササユリをシカの食害から保護していた 金網を整理するという作業をしてもらいました。その後中学生と一緒に播種作業にも 参加していただきました。

  お疲れ様でした。

・金網の撤収整理作業中のレイカディアのみなさん(左)

・播種作業中のレイカディアのみなさん(中)

・今日も活動に巣に出入りするオオスズメバチ(右)

(Fujimoto)


これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。