薄雪は、フィールドサインの学習に最適です(24/12/30)
予想以上に少ない積雪で雪景色を期待した者にとっては、ややがっかり の今日の森でした。が、こうした環境はフィールドサインの学習には最適でした。
沢道を登り出すと直ぐにタヌキの足跡を追いながら、アッという間に湿原に 到着しました。
湿原の周りでは、ノウサギが運動会をしたのではと思われるほど、いろいろな 行動が見られました。
・タヌキの足跡(左)
・ノウサギの足跡(中)
・2011年に皆伐した地点がこんなに再生しました(右) (向かって左側:防獣ネットを設置 右側:防獣ネット無し)
(Fujimoto)
一瞬差し込んだ日差しにタムシバの花芽が輝く(24/12/26)
今春はタムシバの花の開花が少なかったのですが、来春は白い花が森を 輝かせそうです。
吹雪の中で防獣ネット降ろしをした年もありましたが、それを避けて 今日降ろしました。
・日差しに輝くタムシバの蕾(左)
・コウヤボウキ(落葉で箒に使ったというのがよく分かる)(中)
・降雪前に防獣ネットを降ろす(右)
(Fujimoto)
(2024/12/25)
(Tomioka)
寒冷化の中で生き延びていたオオスズメバチも遂にダウン(2024/12/24)
外気温が0℃前後になっても、辛うじて活動していたオオスズメバチですが、さすがに積雪とあって今日は全く動きがありませんでした。
ただ巣の入口は巣の内部からの温かい空気のせいか積雪がありません。
・オオスズメバチの巣口(左)
・積雪の中でシカの食害に遭うササ(中)
・積雪の沢(右)
(Fujimoto)
昨日の降雪が森では、霰程度で積雪はありませんでした(24/12/20)
今回の降雪は、琵琶湖の南西部が主で、北部はたいした積雪はありませんでした。 今朝は放射冷却で気温が低かったため、湿原の水域はうっすらと結氷しました。
・結氷した水面(左)
・伐採木にナメコ次々と(中)
・気温2.9℃でもスズメバチは活動(右)
(Fujimoto)
沢の入口から南部湿原まで、あれこれと撮影・・・(24/12/18)
この時期の湿原の紹介は、彩りに欠けるものの、この時期ならでは のキノコや木の実もあり、この時期ならではの編集に期待するところです。
・清らかな水の沢で(左)
・これがスーパーで売っているナメコですか?(中)
・湿原景観はドローンで(右)
(Fujimoto)
オオスズメバチ4.2℃でも活動しています(24/12/17)
盛夏にはもの凄い数のオオスズメバチが巣に出入りして、近づく ことは非常に危険でした。
過日の降雪の日は、外気温が1.6℃でしたが未だオオスズメバチが 巣の出入りをしていました。
今朝も外気温4.2℃でしたが、5分間に2頭の割で出入りをして います。しかし、攻撃はしてこず直ぐ横で草刈り機での刈払もできました。
・わずかに活動するオオスズメバチ(左)
・落葉した湿原脇のコナラ林(中)
・ヤブコウジ(右)
(Fujimoto)
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ネット上には、「スズメバチは10℃よりも寒くなるとほとんど動くことができなくなる」と書いているものもありますが、実際はそうでもないようです。(Murata)
草紅葉の上にうっすらと降雪、日差しが差し込むとアッというまに消雪(24/12/15)
湿原に積雪があると、植生によって違いが出ます。ヨシは茎が太く硬いため 降雪に抵抗して、未だ直立しています。ヌマガヤは、僅かの積雪にもかかわらず 撓んでしまいます。12/12の写真と比較してください。
・降雪に抗して直立するヨシ(左)
・降雪で撓んだヌマガヤ(中)
・降雪で景色が一変した森(右)
(Fujimoto)
(2024/12/13)
(Tomioka)
森の様相が一変しました(24/12/12)
過日の降雪と強風で森の様相が一変しました。 未だ落葉していない樹木も散見されますが、大部分が裸木になりました。
湿原は、植生の違いで色合いが異なって見えるのが魅力的です。
・中央湿原のヨシ帯(左)
・南部湿原のヌマガヤ帯(中)
・玉切りをした危険木にナメコが発生(右)
(Fujimoto)
(2024/12/10)
(Tomioka)
落葉の上にうっすらと積もった雪を踏みつけて、守護岩を目指す(24/12/09)
ブナの森より上部は観察コースにうっすらと雪。ふわっとしたブナの落葉 は靴裏に優しい感触。守護岩に着くと全面が雪で被われていました。
北尾根を下山するとアカガシ林(南斜面)とブナ・ミズナラ林の境界を歩くことになり、 植生境界の景観を楽しめます。
・ブナの森の観察コース(左)
・守護岩(中)
・植生境界(右)
(Fujimoto)
里は最後の紅葉 森は落葉盛ん でもスズメバチは未だ活動(24/12/07)
奥びわ湖・山門水源の森に近接する里では、稲刈りの終わった水田の背後に 落葉寸前の紅葉が広がり霞がたなびいています。
森の中では落葉が進み、昨日からの降雨で水量が増えた沢に落ち葉が散らばっています。
このような状況でも、未だオオスズメバチがわずかに活動しています。
・里の水田(左)
・沢の落ち葉(中)
・雨の中の水質調査(右)
(Fujimoto)
(2024/12/05)
(Tomioka)
文字通り初冬の時雨で森の落葉が続いています(24/12/04)
雨に濡れた紅葉が、時折差し込む日差しで輝くものの、冷雨で 冷え切った体に鞭打って、階段補修資材の運び上げと設置、ササユリの 播種、防獣対策で設置している波板の撤収の3班に分かれて作業を 行いました。
・終盤のコナラ林の紅葉(左)
・ササユリの播種作業(中)
・観察コースの階段補修(右))(photo:ITO)
(Fujimoto)
紅葉のピークを過ぎようとする四季の森は、今が見ごろ(24/12/02)
今年の紅葉は、例年と比較すると鮮やかさに欠けると思っていましたが、 霧が張り詰めた後の紅葉はしっとりとした何とも言えない色合いで嬉しく思いました。
・四季の森の紅葉(左)
・四季の森のブナの紅葉(中)
・カヤネズミの巣(右)
(Fujimoto)
これより前の情報は、パソコンでは画面右側の「情報(◯年◯月)」をご覧ください。
持続可能な開発目標(SDGs)(「開発」目標を山門では「持続可能性の具現化」と読み替えています)